都城商工会議所では、都城市内主要商店街の通行量から商店街の現況並びに商業環境の実態を把握し、商店街振興策の基礎資料として活用するため、年1回、平日と休日に通行量調査を実施しています。
調査区域は都城市中心市街地内の15か所16ポイントで、歩行者と自転車通行者をカウントし、一部の区域では自動車・バイクのカウントもしています。
調査方法・調査結果は下記の通りです。
(1)調査日及び気象状況
■休日/令和4年10月23日(日)9:00~19:00(10時間)
晴れ(最高気温27.7℃、最低気温16.5℃)
■平日/令和4年10月24日(月)9:00~19:00(10時間)
晴れ(最高気温22.5℃、最低気温11.5℃)
(2)調査方法・調査地点
①調査方法/歩行者(小学生以上)を男女別・行先別に調査する。
調査地点/中央地区商店街:まちなか交流センター前、IT産業ビル前、Cプラザ横、メインホテル前、瀬尾第一ビル北側、
宮脇本店前、都城金海堂前、たなかフルーツ向かい(手前・奥)、図書館西側(東西)
鷹尾地区商店街:小野カメラ前
都城駅前地区商店街:ブルーリボン前
②調査方法/歩行者・自転車(小学生以上)・バイク・車輌を行先別に調査する。
調査地点/中央地区商店街:千日通り(2ポイント)、旧市営駐車場前、オーバルパティオ前、図書館西側(南北)
(3)調査結果
(4)調査結果概要
休日調査の全体(平成30年より調査を開始した図書館西側(東西)は除く)の通行量(歩行者・自転車のみ)は、昨年より2,697人増となる6,703人(対前年比167.3%)であった。各調査ポイントにおいては、全16ポイントのうち12ポイントが増加、3ポイントが減少であった(1ポイント横ばい)。最も増加率が高かったポイントは、図書館西側(南北)で1,197人増の1,529人(対前年比460.5%)で、当日開催された音楽イベントによるものと考えられ、その影響で周辺も増加傾向にあった。最も減少率が高かったポイントは、昨年最も増加率が高かったブルーリボン前で428人減の573人(対前年比57.2%)であった。
平日調査の全体(平成30年より調査を開始した図書館西側(東西)は除く)の通行量(歩行者・自転車のみ)は、昨年より1,438人増となる5,928人(対前年比132.0%)であった。各調査ポイントにおいては、全16ポイントのうち9ポイントが増加、7ポイントが減少であった。最も増加率が高かったポイントは、図書館西側(南北)で725人増の933人(対前年比448.6%)。最も減少率が高かったポイントは、休日と同じくブルーリボン前で227人減の365人(対前年比61.7%)であった。
休日、平日共にブルーリボン前の減少率が高かった理由としては昨年新規出店(飲食店)の来客数が落ち着いてきたものと考えられる。
今年度の通行量が昨年に比べ増えているのは、新型コロナウイルスが落ち着きつつあり、イベントの開催のほか日中の気温が高く外出しやすい気候になったことが要因ではないかと思われる。
(5)報告まとめ
調査結果の詳細につきましては、下記のPDFファイルよりご覧ください。