青年部

令和4年度スローガン 

戮力協心~感謝を紡ぎ、繋いでいく未来への襷!!~

会長所信

都城商工会議所青年部(都城YEG)は、本年設立20年の大きな節目を迎えます。
これまでご支援、ご協力をいただきました親会、そしてこの今までを築き創り上げてこられました都城YEGの先輩方へ心より感謝申し上げ、敬意を表します。
平成15年設立以来、研修事業や地域事業への参画、会員交流事業等、たくさんの事業を当初より果敢に活動して参りました。平成22年宮崎県で発生した口蹄疫は、畜産のまち都城も経済的にも精神的にも大きな損失をうけ、青年部でも消毒作業ボランティアに参画いたしました。蔓延防止により地域のイベントも中止となる中、都城YEGは終息を願い、口蹄疫復興を目的とした「きばっど都城」を開催致しました。都城市中心市街地を歩行者天国にし、畜産物を中心とした店舗の出店や様々な催し物を企画し、盛大に開催することができました。初めての大事業ともあって、都城市役所をはじめ、多くの地元団体様にご支援をいただき、試行錯誤しながらもメンバー一丸となって取り組ませていただきました。
翌年には、日本YEGの中でも3大事業でもある九州ブロック大会を主管いたしました。開催にあたり、九州ブロック商工会議所青年部連合会、宮崎県連の皆様からの多大なるご支援のもと、実行委員会の運営、そして九州、全国各地で開催される諸会議、PR活動等の活動を実施し1,342名のご登録をいただきました。無事にやり遂げた時のメンバーの表情は、達成感に満ち溢れ、単会、県連が一つになれた素晴らしい大会とすることができました。
また未婚化、晩婚化が進む少子高齢化社会の中、少子化対策及び地域活性化に貢献することを目的とし、都城婚活・マジで恋するカップル目標100組「MK100プロジェクト」と称し、婚活事業を実施いたしました。毎年、担当委員会を設け、主にホテルを婚活会場としておりましたが、時にはキャンプ場、高千穂牧場、都城駅周辺の飲食店を会場として、趣向を凝らし婚活事業を展開して参りました。当初の目標としていた5年間で100組のカップルを誕生し、少子化や本市への居住進行の一助とすることができました。
その後も我々都城YEGは、単会活動はもちろんのこと、県連会長輩出、県連事業運営等に積極的に参画させていただきました。平成28年県連会長輩出時には、日本YEGへの出向に加え、都城YEGが県連事業の担当ということもあって、県連総会、ソフトボール大会、県連大会等を実施し、県連を大いに盛り上げ、同年に実施された全国大会誘致への県連の結束を高めることもできたのではないかと思います。
平成30年に開催されました「日本のひなた 宮崎大会」においては、都城の地においても分科会を霧の蔵ブルワリーにて霧島酒造 江夏順行社長のご講演と食事会を開催し、全国より189名の皆さまにご参加をいただきました。更には前泊者懇親会を実施し、全国からお越しの会員の方々に日本一の焼酎と都城の食を堪能していただき、都城をPRさせていただきました。記念式典においても都城YEGメンバーも式典部会員として実行委員会に加わり、宮崎市の木の花ドームにおいて4,000名あまりの会員を一堂に会し、厳粛かつ盛大に開催することができました。数年越しの大会誘致より大会準備等、たくさんの事業運営に携わらせていただき、都城YEGとしても大変貴重な経験とすることができました。
そして令和2年からの新型コロナ感染拡大により、それぞれの生活様式が大きく変化し、自社においても都城YEG活動においても以前と比べると様々な対応を施さなければならない状況におかれ、時には自粛等を余儀なくされました。この長い長いトンネル、いつになれば抜けるのであろうという不安に追われ、先行きの見えない状況にあります。

 

本年度事業について

この状況下で都城YEGがどのような活動をすべきかと考える時に、一人一人の情熱、行動力を繋ぎ紡ぎ、組織力をもって、この困難を乗り越える地力(じりき)をさらに強いものに創りあげる必要があると考えます。本年度事業においては、会員それぞれの地力をさらに強くするために、経営者としての資質向上を目的とした事業を実施いたします。

我々は、いつの時代も理想のリーダー像を思い描き、行動しています。しかしながら、本当にそれを実践し、自身の成長や会社の様々な利益に繋がっているかどうか、答えを模索している現状があるのではないのでしょうか。都城YEGメンバーは、志の高い青年経済人です。傅虎為翼(ふこいよく)、強い虎に自由に空を飛べる翼を与えるように、もとから強い力を持っている青年経済人が、今事業を通して更に力をつけることが、会員一人一人の経営力向上に繋がっていくと確信しています。

さらには会員企業の情報発信にも今年度は取り組んでまいりたいと考えております。47名で設立しました都城YEGも令和3年度は、100名の同士と共に地域の礎となるべく活動しています。しかし会員間の企業交流については、もっと進んだものであってもいいのではと思います。
平成の30年間は、情報化が飛躍し、まさにインターネットの歴史と言っても過言ではありません。数十年前には想像もつかないスピードで情報は進化し、ニュース、SNS、メール等のありとあらやる情報は、いつでも手元にあります。この情報化が都城YEG会員間の中でも時代に合わせ、見える形にしていく必要があると思います。会員企業の情報を都城YEGの中でも活発させ、デジタルでもアナログでも、広く周知し、活かしていくことができれば、自社事業の発展に寄与し、ひいては、最大のYEGスケールメリットにつながると考えております。

 

設立20周年を迎えるにあたって

本年度は設立20周年を迎えます。この20年の礎は、困難に立ち向かいながらも多くの先輩方が築かれました。県内においても口蹄疫や新燃岳噴火等の災害に見舞われた過去があります。多くの議論を重ね、額に汗し、時には頬に涙をした20年があります。これまでを築き上げていただきました親会、先輩方をはじめとする全ての皆さまに感謝の気持ちを表現していく周年にいたしたいと考えております。
大会スローガン「Re Start ~始まりの想いに感謝して これからの軌跡を共に刻もう~」を掲げ、記念式典をはじめとする記念事業を開催し、これからの都城YEGの軌跡へ繋げいく所存でございます。

 

戮力協心(りくりょくきょうしん)

現在、我々メンバーは、先行きの見えないパンデミックと共存し、これから先も向き合っていかなければなりませんが、YEGには、そのためのポテンシャルは十分にあると思います。今こそ、YEGの力を結集し、連帯し、今まで以上に活かしていく事が求められるのではないでしょうか。
この想いを次の世代へ紡ぎ繋いでいくためにも歩みをとめる事なく、力を合わせて一致協力し、一丸となってYEG活動に取り組み、豊かで住みよい郷土づくりに貢献できる組織を目指して参ります。

 

令和4年度都城商工会議所青年部
会長 鶴﨑 一

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◎令和4年度定時総会にて

 

青年部の主な活動

経営や経済等に関する講演会や交流会を実施

 

      

◎盆地まつり            ◎勉強会                ◎講演会

      

◎フットサル大会          ◎就職祭り               ◎卒業式

 

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入会申込について

都城商工会議所青年部(都城YEG)では会員を募集しています。
会員相互の親睦と連帯を密にし、青年経済人としての研鑽・企業の発展・地域の振興を図ることを目的にして活動しています。また、入会すると多様な業種間の事業者と市内・県内はもちろん、全国3万人のYEGメンバーとビジネスサイト等で繋がりを持つことができ、企業のアピールの場として利用することもできます。多方面なことに見聞を広めたい方や仲間を作りたい方も大歓迎です。
入会申込書は、こちら[PDFファイル][WORD形式]

 

入会案内